東洋医学 no 足もみ

ココロとカラダの調和  ー ケアは 足もみ de ー

「未病」のケア_予防医学に通じる東洋医学

東洋医学と西洋医学の違いを簡単にご説明いたします。

西洋医学 検査結果のエビデンスが病気の判断基準に成ります。
東洋医学 検査結果の如何に関わらず、自覚症状をもとに治療していきます。ですから未病(グレーゾーン)に対しても対処していくことができるのが東洋医学です。

歴史的には、東洋医学は中国から発生した医学で、日本では紀元2世紀頃、体系化した中国伝統医学が7世紀に遣隋使や遣唐使を通して伝来しました。

基本の考え方は地球全体のあらゆるモノやコトを陰と陽に分類した ” 陰陽論 ” 

  → 陰と陽のバランスで健康状態が保つ(新陳代謝が低下:陰  新陳代謝活発:陽)

自然界の全てを5分類した ”五行論 ”         木・火・土・金・水(基礎要素)

      → 相生(アクセル)・相剋(ブレーキ)で関連し全体の調和を保つ

  ー カラダの調和 ー < 5行と五臓六腑の整理機能との関連 > 

『五臓』とは?肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓 

『六腑』とは?胆のう・小腸・胃・大腸・膀胱

五臓六腑の臓器が、それぞれの役割の中で補完し合い、助け合いながらカラダのリズム創っています。
木:肝臓(大量の血液を保有しており、生命維持に欠かせない栄養分を科学処理し、カラダが取り入れられる栄養分に分解している)
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火:心臓(肝臓が分解してくれた栄養分が入った血液を、心臓から再び全身へ送り出してくれている)
というように、それぞれの臓器が補完し合い、調和を取りながら機能しています。

”足もみもベースは” 東洋医学の陰陽五行論の思想 ”

足もみとは → 『反射区』という広いゾーンへのアプローチ。足には、つま先から臓器・各部位につながる全身の縮図が投影されていて、広い面としてゾーンを刺激していくことで、生理機能を向上させていくことです。

”足もみ反射区”と足つぼの違いについて

一般的『足つぼ』 「つぼ:経穴」を指圧や鍼灸などで刺激してツボを通して気が経絡に出入りし、経絡の奥にある臓腑や組織へ届き、手の届かないカラダの中の治療をしていく行為。点としてツボを捉えている。
足もみ 陰陽5行論で各々影響しあう反射区を揉むこと(反射区ゾーンへの刺激)により、一層効果が得られるようなもみ方をしています。<反射区の点だけの刺激ではなく、反射区ゾーンへの刺激>
人間の足は、「第二の心臓です。」足のつま先まで行き渡った栄養や血液を歩くことの刺激によって(ふくらはぎは収縮と弛緩を繰り返し)心臓へ血液や栄養を戻すポンプのような役割を担っています。足もみをすることにより、蓄積された老廃物(二酸化炭素・アンモニア・尿素・尿酸・有機酸などの異物)を流し、全身の器官や臓器とつながる「反射区」抹消神経が集中しているゾーンを刺激することによって、カラダの細胞等が活性化を促されます。本来のその人に備わっている力で悩みの改善・予防・本来の魅力が増していきます。

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